Webマーケターのキャリアアップにおすすめな転職エージェント

結論 – キャリアアップを目指すなら転職エージェントを使う

結論としては転職でキャリアアップを目指すのであれば転職エージェントを活用しましょう。
今や転職エージェントを利用するのは当たり前の時代となっています。

まずは自分がどうなりたいのかキャリア像を固める

Webマーケターへのキャリアアップには、まず自分のなりたい将来像を描く必要があります
なぜならWebマーケターといっても仕事内容に様々な種類があり、所属する会社がクライアントを相手にしたサービスを展開しているのか、自社サービスを展開しているのかによってその後のキャリアに影響が出るからです。

そのため自分が将来どのようなキャリアを望んでいるのかを整理する必要があります
Webマーケターはいわゆる上流工程の仕事となります。この仕事の経験を経て独立する人もいますし、有名企業のマーケティングチームでSEOや広告の専門家として活躍する人もいます。そのほかにも中小企業で社長の右腕としてマーケティングを担う人、様々な企業を相手に適切なマーケティングソリューションを提供する人、本当に人それぞれWebマーケターの仕事は違います。

なのでWebマーケターへの転職を考える際は、将来像を描くのは重要なことなのです。Web業界に何年もいると何となくは想像がつくかもしれませんが、いざ自分の転職となると中々思うようにいかなかったり、そもそもどうすれば良いかわからなかったりするかと思います。

Webマーケターへの転職をサポートしてくれる転職エージェント

そんなときに役に立つサービスが転職エージェントです。
転職エージェントは、いわゆる転職サポートのプロです。あなたの描くキャリア像を聞けばどのようにすればその未来へたどり着けるのかのアドバイスをくれます。
客観的な立場からの意見もくれるので、自分の描くキャリアが将来的に問題ないのかなどの視点でも助言してくれるでしょう。

もっとも転職エージェントを使う最大の理由は非公開求人です。
これはどの転職エージェントについて紹介しているサイトでも掲載されていると思いますが、この非公開求人は通常の転職サイトでは応募することのできないレベルの高い企業や仕事内容への転職を可能にします。
非公開求人を知っている上での転職と、知らずに通常の転職サイトのみで転職する場合では選択肢の幅が大きく異なります。

転職はあなたの今後を大きく左右する出来事です。より良いキャリアを築くためにも転職エージェントの利用は必要不可欠なのです。

転職エージェントの選び方

Webマーケターの転職エージェントを選ぶ際に重要なことはいくつかあります。
以下、簡潔に3点にまとめました。

どのような非公開求人があるか

結局は自分の希望に最大限合う条件の企業へ転職することが転職活動のゴールです。
そのためにもっとも重要な要素は求人内容です。仕事内容、給与、環境、会社規模、福利厚生など様々な条件と合致する企業と出会えることが最重要なのです。

よって非公開求人を多数所有している転職エージェント会社であるというのは外せない条件となります。

キャリアアドバイザーは優秀か

いくら転職エージェント会社に良い非公開求人があっても、肝心のサポートしてくれるキャリアアドバイザーが優秀でない場合は苦労します。
なぜならあなたが希望した企業へ推薦状とともに紹介してくれるのは、あなたを担当するキャリアアドバイザーだからです。

評判の良い転職エージェント会社でも担当者によって評価は異なります。
キャリアアドバイザーがいても転職するのはあなたです。主体的に色々と質問しキャリアアドバイザーがマーケティング周りにしっかりとした知識があるかどうかなどを確認しましょう。

また応募が決まった企業への推薦状は見せてもらうようお願いしてみてください。自分の思ったような内容で推薦されていない可能性もあります。キャリアアドバイザーに任せきりにせず、最初の関門である書類選考を通れるように出来る限りの対処はしましょう。

あまりに自分の希望と会わない場合は担当を変えてもらうこともできます。転職はあなたの将来を大きく変える出来事です。良い人柄のキャリアアドバイザーさんでも心を鬼にして交代を申し出ることも時には必要です。

サポート内容はしっかりしているか

転職する際に作成する資料(履歴書、職務経歴書、ポートフォリオなど)のチェックをしてもらえることはもちろんのこと、応募先の企業情報や採用担当者情報を提供してくれるか面接対策をどこまでしてくれるかも重要なチェックポイントです。

評判の良い転職エージェント会社では、前述したサポートは基本的に行っているはずです。このようなサポートをしてもらえない転職エージェント会社は、応募企業への推薦時サポートなども期待できません。ただ左から右へ人材を紹介するだけの会社かもしれません。そういった会社に登録してしまった場合は、割り切って対処しましょう。

Webマーケターへおすすめする転職エージェント

DODA(デューダ)

CMなどで有名なDODAです。DODAには転職エージェントを挟まずに直接応募できる求人と、DODA転職エージェントに登録した上で応募できる求人の2種類があります。
DODAの転職サイトで求人を探していて「良いな」と思ったら大抵は転職エージェントを経由した求人ということもあります。
それだけ非公開求人を含めて、良い求人が集まっていると言えるでしょう。

DODA(デューダ)の良い点

  • 紹介してもらえる求人数が多い
  • 紹介してもらえる非公開求人の質も高い
  • Web関連・首都圏に強い
  • サポートが手厚く、もらえる情報の質も高い

DODA(デューダ)の良くない点

  • 希望する求人と関連性の低いスカウトメールがくる
  • 担当者によるが、少し強引に求人を薦めてくることもある
  • 折り返しのメールが遅いときがある
  • サポートしてくれる期限が3か月と期間が区切られている
  • キャリアアドバイザーの質がマチマチ

知名度が高いDODAですが、それに見合うだけの非公開求人数と質、さらにはWeb関連にも強いというのもうれしいところです。
サポートも手厚く基本水準を満たした転職エージェント会社と言えるでしょう。
悪い点はキャリアアドバイザーの質がマチマチということです。前述の「転職エージェントの選び方」でも言及しましたが、キャリアアドバイザーが頼りない、自分と合わないと感じたらキャリアアドバイザーの変更を願い出る必要があります。

カトウ
筆者がDODAを使用した際は確かに希望と程遠いスカウトも来ましたが、慣れればあまり気になりませんでした。
サポートも迅速でしたし、求人の質も良かったです。

DODAエージェントサービスはこちら

マイナビクリエイター

マイナビも転職業界屈指の会社です。その中でWebとゲームに特化した転職エージェントがマイナビクリエイターになります。
特化したサービスなので、在籍するキャリアアドバイザーの専門性が高いところもポイントです。

マイナビクリエイターの良い点

  • 業界に特化しているので、求人のマッチング率が高い
  • 元Web業界出身のキャリアアドバイザーもおり、求人者の気持ちを理解した上で質の高い対応をしてくれる
  • Web業界トップクラスの求人数
  • 一度きりの面談ではなく、転職活動がうまくいかない時は再度の面談にも応じてくれる

マイナビクリエイターの良くない点

  • 担当者によるが、親切心からか希望しない求人を薦めてくることもある
  • Web・ゲーム業界に特化している故に、別業界の求人には弱い

Web業界に特化しているだけあって、在籍しているキャリアアドバイザーもWeb業界に精通している人が多いです。
そのため話していても知識面で対等に話すことが出来、企業への紹介時も求職者の強みを的確に活かしてくれます。
しかしWeb・ゲーム業界に特化しているので、それ以外の業界への転職を望む際はマッチしないサービスと言えるでしょう。

カトウ
筆者が利用した際は、キャリアアドバイザーの方が非常に親身になって対応してくれました。
求人も他社にはないものがあり、非常によかったです。
この時は別ルートで転職しましたが、最後まで気にかけていただき感謝しています。

マイナビクリエイターはこちら

リクルートエージェント

こちらも言わずと知れたリクルートの転職エージェントサービスです。
当サイトが集めた口コミでも良い評判が多い転職エージェント会社になります。

リクルートエージェントの良い点

  • 紹介してもらえる求人数が圧倒的に多い
  • 紹介してもらえる非公開求人の質も高い
  • Webマーケターに関する転職者が多い
  • 内定後も定期的な連絡や相談にも乗ってくれるフォロー制度などサポートが手厚い

リクルートエージェントの良くない点

  • 質の良い求人に紛れ、中には質の悪い求人も含まれている
  • 担当者によるが、親切心からか希望しない求人を薦めてくることもある
  • サポートしてくれる期限が3か月と期間が区切られている

上記のように転職エージェント最大手の何恥じぬ高いサービス力を誇っています。
一番重要な求人数についても文句なしの質と量です。
しかしサポートしてくれる期間が3か月と限られており、ゆっくりと転職活動をしたい人には不向きな面もあります。
リクルートエージェントを利用する際は、3か月ということも含めてしっかり転職の決意を固めてからの利用をおすすめします。

カトウ
筆者が利用した際は、まず面談の際に赴いた社屋の洗練されたデザインに驚いたものです。
重要な求人数や質、サポートは、業界のリーダーだけあって洗練されていました。
Webマーケターでの転職を目指すのであれば、まず登録しておいて損はないと思います。

リクルートエージェントはこちら

Webマーケターの転職口コミ情報

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Webマーケターになるには?

Webマーケターに必要なスキル・経験を、以下の記事で詳しく説明しております。

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転職・キャリアチェンジ方法

Web業界で別職種で就業中の方

WebディレクターやWebデザイナー、マークアップエンジニアなどWeb業界ですでに活躍されている方はこちらです。
私自身はマークアップエンジニアからキャリアをスタートさせました。その経験からアドバイスさせていただきます。

今いる会社でキャリアチェンジする方法

あまり環境を変えたくない場合はこちらの方法が良いかと思います。会社にキャリアチェンジをしたい意向を伝えるのが手段となりますが、その意向を伝えるまでに書籍やWebサイト、または自分でサイトを作りそのサイトを自らマーケティングするなど、キャリアチェンジの準備が整っていることをアピールしましょう。
とはいえ会社という組織である以上、希望する職種の椅子が空いているとは限りません。どうしても無理で、今の会社に未練がないのであれば転職するという手段になるかと思います。

転職でキャリアチェンジする方法

転職でキャリアチェンジする場合は、実務経験なしでも採用してくれる案件を見つける必要があります。
その際に使えるのが転職エージェントです。私は結構いろいろな転職エージェントを使い倒しました。転職エージェントはその道のプロなので、職務経歴書の書き方や面接時のアドバイスなどは参考になります。
もちろん、別に転職エージェントで転職しなくてはいけないわけではありません。あくまで無料でアドバイスをくれる場所とみても良いかと思います。ただ、レベルの高い企業へ転職するのであれば転職エージェントのほうが豊富な案件を持っていると思います。

もう一つは普通のIT系転職サイトで転職する方法です。あくまで私見ですが、リクナビNEXTやマイナビ転職などの普通の転職サイトのほうが転職する際の難易度は低いと思います。有名企業でないところも掲載されていますし、掲載料を払っているので絶対にその期間内に人材を確保したいという企業側の都合もあると考えられます。
(転職エージェントの場合は、採用した際に料金が発生するパターンが多いので、企業側の心理としては会うだけ会ってみるかなどのパターンもあるかと思います)

転職する場合でも、今いる会社でキャリアチェンジする方法で述べているように、経験がないところをカバーする努力が必要になります。書籍やWebサイトでWebマーケティングに関する勉強をしたり、自分でサイトを作りそのサイトを自らマーケティングするなど、キャリアチェンジの準備が整っていることをアピールしましょう。

すでにWebマーケターとして就業中の方

フリーランスという選択肢もあり

すでにマーケターとして活躍されている方の場合は、何らかの理由で今の会社で満足できないという状況ということでしょう。
転職の仕方は、転職エージェントを活用しつつ通常のIT系転職サイトもチェックするで良いかと思いますが、ある程度経験を積まれている方であればフリーランスになるという選択肢もありかと思います。

私は現在フリーランスで仕事をしていますが、ある程度の経験があれば対応できる仕事の案件はかなり多く存在します(2021年11月現在)。
税務申告を自分で行わなくてはいけないなど面倒くさいところもありますが、会社に縛られないで自分の思うままに仕事をできるという点と、将来的に起業を目指しやすい環境であるという点がメリットです。
もちろん実力次第ですが、私の場合は年収が100万単位で上がりました。もちろん会社に所属していないリスクはありますが、自由に仕事がしたい方・野心家・上昇志向がある方などは一度検討してみてはいかがでしょうか。

Webマーケターの年収は?

正社員の場合

マーケターの年収は、所属している会社の規模や業務内容によってかなり幅があります。正社員でも300万円程度の会社もあれば、1000万円以上の会社もあります。
当たり前ですが、年収が高いほど求められる能力も高くなります。それも専門性が必要になる傾向があります。
これまた会社によりますが、インハウスで高収入を得るには大企業で専門性の高いマーケターになる必要があるかと思います。

フリーランスの場合

フリーランスのマーケターも案件によりピンキリです。今の時代、東京にいながら北海道や九州の案件を受けることも可能ですが、地方のあまり大きくない都市の案件などは報酬が低い傾向にあります。
案件は、週1日稼働という案件もありますので、自分の生活スタイルに合わせて例えば3案件で週4日稼働といったスタイルで働くこともできます。複数案件を並行して受けることがリスクを抑えるためにもお勧めですが、報酬金額の高い案件は週5日とかだったりするので、そこは自分がいくら稼ぎたいのかや案件の魅力と相談しながら決めると良いかと思います。(私はそのようにしております)

案件の単価ですが、安いもので週5日稼働で30万円、高いものだと100万円オーバーといった具合です。エンジニアの案件数に比べると少ないですが、需要は高い分野なので力と実績があれば問題なく仕事は取れると思います。※確約はできません
案件としては広告運用の案件が多い印象があります。

Webマーケターとして重要なことは何か

いかがだったでしょうか。Webマーケターになるための参考情報になったのであればうれしいです。
最後はWebマーケターとして重要なことは何かというのを述べて終わりにしたいと思います。

いきなりですが、そもそもWebサイトやアプリは何のために存在しているのでしょうか。

そこをとことん突き詰めて考えられる人がWebマーケターだと私は考えています。
私は行き詰ったときは、利用されるユーザーは何を求めているのか、利用することでユーザーにどんな恩恵を与えられるのか。その恩恵を最大化するにはなにをすれば良いのか。そういった思考で物事を考えることにしています。

広告やSEOといったものは手段、サイト解析やコンテンツ施策も手段です。
SEOにしても細かい手法はたくさんありますが、最終的にはユーザーのためになるコンテンツがあるかどうかが重要になってきます。

なので、最終的な目的は何であるのかを見失わないことがWebマーケターとして重要なことだと私は考えています。

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