Webマーケターと副業

Webマーケターと副業は相性が良い

Webマーケターの需要は高い方ですが、需要に供給が追い付いていない現状があります。
そんな状況もあってか、週1回でも良いからマーケターの方に仕事を受けてほしいという案件もあります。

多忙なWebマーケターの場合は副業をする余裕はないかもしれませんが、週1回くらいなら動いても良いかな?と考えている方には副業という形で仕事を受けてみるのをお勧めします。

自分の会社以外の人と関われるという点で人脈も広がりますし、通常できなかったであろう経験が出来る場合もあります。
また将来的な転職を考えている場合や、フリーランスとしての活動を視野に入れている方にとっても最初の1歩としてお勧めです。

ただし、会社の就業規則はしっかりと確認しましょう。副業を禁止している会社はまだまだ多数派と思われます。

どんな案件があるのか?

Webマーケターの副業の場合、全体のマーケティング戦略を担うというよりは、リスティング広告運用やSNS運用、SEO対策などといった個別に特化した案件が多いです。なので、何かしらの業務に特化したスキルを持っているマーケターのほうが案件を受注しやすいかもしれません。

クラウドワークスランサーズといったメジャーなクラウドソーシングは案件が多いです。プロの副業といった副業に特化したサービスもありますが、あまり案件数が多くありません。
よってメジャーなクラウドソーシングであまり面白味はないかもしれませんが、それぞれのサイトの案件一覧の中から副業で受けられそうなものを選ぶことになります。

具体的に例を出すと、クラウドワークスの場合は「WEBマーケティング・集客・SEM」というカテゴリがあり、その中からさらに細分化されたカテゴリ「Instagram・Twitter・Facebook集客」「その他SNS集客・運用」「集客・販促」「Webディレクション・プロデュース」「広告運用・掲載」「リスティング広告」「SEO対策」「マーケティングツール導入・運用」「アクセス解析」「ネットパトロール・監視」といった形でカテゴライズされています。

これは個人的な感触ですが、最近はSNS系の案件が多いように思います。

副業ができる条件

まず稼働(働ける)が出来るという前提になります。副業といえど仕事を受注している・契約していることになります。
社会人として忙しい中、しっかりと副業のために時間をさけるように時間のマネジメントをする必要があります。

未経験でのWebマーケターの副業は、正直非常に厳しいと言わざるを得ません。
発注側は基本的に即戦力を求めています。なので、経験者のWebマーケターも案件内容を見て自分なら即戦力になれるという案件に応募する必要があります。
(※挑戦するという意味で未経験の分野に応募するのを否定するわけではありません。良い経験・スキルアップが出来る分、時間や労力といったコストが高いことを覚悟する必要があります。)

ただ中には単純作業の副業もありますので、Webマーケター未経験の方もそういった案件からWebマーケターへの道を探るのは良いかもしれません。

また本業に支障をきたさないように注意する必要があります。
ワークライフバランスをしっかりと管理できる人でないと、副業という選択肢は向かないかもしれないので、注意が必要です。

副業の注意点

副業で収入を得ると確定申告などをする必要が出てきます。
詳しくは「確定申告 副業」などで検索していただければと思いますが、意図せず脱税のようなことにならないように注意してください。

副業と転職

副業から転職につながることはあまりないかと思います(私は聞いたことがないですが、副業先で社員にならないかと誘われることはあるかもしれません)が、自分の会社以外の外の世界を知ることができる貴重な機会です。
自分のスキルレベルも自社にいるとわからなくなってくることもあります。外を知ることで自分を知ることが出来ます。

また外を知ることで自社を改めて見直す機会となり、それがきっかけで転職活動を始める方もいるようです。
自社が嫌になるというよりは、自分のスキルを磨くという意味でキャリアアップを目指すというポジティブな機会となるようです。

Webマーケターにとって、経験やスキルアップはキャリアを構成するうえで非常に重要な要素です。
リモート環境で出社・退社の移動コストが減った分。貴重な経験をするため・スキルアップをするために、転職する・しないに関わらず副業を開始してみてはいかがでしょうか?

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